諏訪沢農地保全会（青森市）

農村環境との調和

本年度も植栽した場所は、現在道路整備を中断しているため諏訪沢町会の入り口にありながら、草が伸び放題で、春から秋にかけて鬱蒼（うっそう）とした状態でした。
そのため、ポイ捨てが多く、とても見苦しい場所でした。
ところが、植栽後は、この花壇に立ち寄る町民が増え、花を愛で、よいコミュニティの一環となりました。
また、この場所は、青い森アリーナ、東奥カントリークラブ、老人施設に向かう道路沿いに位置しているため、とても交通量が多い場所です。
花壇のすぐそばに信号機があるので、ドライバーの方々の少しでも心の癒しになればと願っています。

デザイン

手前の白いベゴニアの花は、保全会、町会、町内会の各種団体を表していて、各々が中立の立場で町民（町会）を守り支えると言うことを。
真ん中の色とりどりのペチュニアの花は、個性豊かな町民ひとりひとりを。
後方のコリウス、ひまわり、コスモスは、季節に合わせて咲き誇るので整っていく環境を表現しました。
（イメージ：コリウスは明るい発展、ひまわりは笑顔、コスモスは成長）

生育管理

生育管理責任者（役員）２名を設けて、写真撮影、実績報告書の作成と水やり、草取り、草刈り、花がら摘み等のスケジュール表を作成して、責任者が交代で協力者の方々（町民）の生育管理の指導を行っています。

啓発・普及

多面的機能交付金について、年に一度の定時総会では伝えられない事（環境保全の大切さ）が多いので、より一層町民の方々に理解を深めていただくために、植栽活動への参加を募集したところ、たくさんのご協力とご理解を得ることができました。